飛んでいきたい。重力から逃げて。

Introduction

2015年、夏。今年も生文校の生徒たちが、プロと一緒に映画を制作。儚くも美しい、生文校の”今”を描き出す。「あの子の席」に続く、生文校PR映画第2弾。

東北生活文化大学高等学校では、2013年、2014年と映画監督片岡翔氏を迎え、映画制作ワークショップを実施しました。監督、脚本、撮影、美術などそれぞれの役割を決め、あらすじや脚本の構成からスタートし、撮影から編集まで、各チームで協力してオリジナル短編映画を完成させました。

それがきっかけとなり、20147月、映画監督片岡翔監督とプロのスタッフと共に、美術・デザイン科の生徒がアシスタントスタッフとして、本格的短編映画「あの子の席」を制作しました。撮影・録音・照明・ヘアメイクなどプロの現場を体験しながら、本の映画を作り上げる事で達成感を味わう事が出来ました。

Story

写真家に憧れる水島と、宇宙飛行士を目指していたスー。けれど高校三年生の現実は厳しく、夢は途方もなく遠い。夢と現実に揺られる二人の少女は、流れ星に未来を託すことにする。

Message

片岡翔

昨年、生文高校の生徒たちと一緒に作った『あの子の席』。
それに続いて第二作目を撮らせて頂けることになったので、新たなチャレンジをたくさん盛り込み、一作目よりも生徒に頼ろうと考えながら企画した本作。
様々な困難がありましたが、生徒たちは皆、期待以上の仕事をしてくれました。
プロではないので当然ミスもありますが、それをやる気と努力でカバーしようとする姿勢に、僕は密かに感動しています。

真っ直ぐで、ひたむきな生徒たちの目が、ずっと心に焼き付いて離れません。
それが原動力になって完成した本作が、多くの皆様の心に届くことを願っております。

片岡 翔 / Shoh Kataoka

1982年北海道札幌市出身。短編映画『くらげくん』が13冠を達成するなど、多数の映画祭で受賞を重ね、2014年に『1/11 じゅういちぶんのいち』(原作:中村尚儁)で商業デビュー。本年、第二作目となる『たまこちゃんとコックボー』が公開。また『きいろいゾウ』、『鬼灯さん家のアネキ』などの脚本も担当している。

Trailer

Cast

椎名琴音/スー

椎名 琴音
as
スー(岡本 数子)

山下紅音/水島春

山下 紅音
as
水島 春

Staff

片岡翔

片岡 翔
脚本・編集・監督

村橋桂伸

村橋 佳伸
撮影

古茂田耕吉

古茂田 耕吉
録音

太田博

太田 博
照明

山下紅音 椎名琴音

プロデューサー:倉本郁哉/ 撮影:村橋佳伸/照明:太田博/ 録音:古茂田耕吉/助監督:岡崎千晴/ 演出助手:樺澤みなみ・目黒清香/ 撮影助手:鈴木愉々・尾形紗知・齋藤健悟/ 照明助手:徳政花奈美・山田竜馬・ 市川明香・関田楓華 録音助手:佐藤七帆・伊藤しずく/ 美術:齋藤彩寧・千葉あおい・勅使河原和貴/ 衣装:中村美波・伊藤貴生/ 制作担当:菅野かおる・荒みなみ・小川杏奈/ スチール:倉田莉奈・及川史絵/ メイキング:五十嵐ふみ・ 菊池陽花・米田あかね ヘアメイク:仙台ビューティーアート専門学校・ 浪華楓・菅原万鈴・髙橋明日香・日下順子 VFX:日本電子専門学校・鈴木勇介・ 松本彩香・五十嵐淳之・浦正樹・永井紀雄/ 美術協力:寺内遥奈・佐野和夫・佐野善啓/ 衣装協力:升谷はるか エキストラ協力:佐藤陽・熊谷恭・ 生文高校のみなさま/ 撮影協力:菊地祥太・ 熊谷武志・東北生活文化大学 協力:長岡貴史・齋藤正和・ 大友伸昭・遠藤一樹・入試広報部/ 協賛:CS NET・佐々木昌人・三島学園同窓会 タイトル・ポスターデザイン: LUCK SHOW(三浦了・結城美穂)/ WEB制作:上泉洋介・徳政花奈美 制作:Nekome Film 製作:東北生活文化大学高等学校/ 脚本・編集・監督:片岡翔

staff集合写真 Nekome Film 東北生活文化大学